M&A後の混乱を防ぐ!スポットCFOを活用したPMIとは?

スポットCFOの役割とその必要性

M&A後の混乱や課題をスムーズに乗り越えるためのキーパーソンとしてのスポットCFO。短期的なプロジェクトや特定の課題に焦点を当てて専門家の知識や経験を活用できるスポットCFOは、企業のM&A成功に欠かせないものとなっています。

M&A後のPMIでの失敗事例

事例1-A社の決算発表遅延:M&A後、経理処理が追いつかず、決算発表が遅れて大きな信用低下を招きました。

事例2-B社の経理部員の大量退職:M&AのPMI中に経理部員の負担が増え、次々に退職。新たな採用に苦労し、経理業務が混乱しました。

これらの事例は、M&A後のPMI期間に適切なサポートがないことで起こり得るリアルな問題を示しています。

スポットCFOを活用した成功事例

C社のスムーズな統合:C社はM&A前よりスポットCFOを導入。M&Aに伴い、柔軟に稼働時間を増加させ、合併会社の経理処理の違いや新しい会計基準への対応、J-soxの整備など、多岐にわたる業務を一つひとつクリアしていきました。結果、決算遅延や人員不足といった問題を防ぎ、スムーズにPMIを完了させました。

スポットCFO活用の具体的なメリット

スポットCFOの活用により、次のようなメリットが得られます。

  • 迅速な意思決定:専門知識を持つスポットCFOがPMIの各フェーズで的確な判断をサポート。
  • 柔軟性の向上:M&A後の変化する経営環境にスピーディーに対応。
  • コストの最適化:常勤のCFOを雇用するよりもコストパフォーマンスが高い。
  • 実務的なサポート:具体的な業務内容や経理の課題に関しての深い知識と経験を持つ。

まとめ

スポットCFOサービスは必要なときに必要なだけ経理・財務の課題を解決できる便利なサービスです。今回の記事を通じて、その重要性と具体的な利点を紹介しました。PMI期間中の課題や混乱を防ぐため、事前の専門人員やリソース確保が重要と考えます。クイノス総合事務所は、そのようなPMIの際のサポートとしてスポットCFOの導入をお勧めします。困りごとが発生する前からいつでもスポットCFOを使えるように準備しておくことが大切と考えています。
クイノスでは財務・経理の課題を一緒に解決したいと考えています。スポットCFOサービスのご依頼やご相談は、お電話または以下の問い合わせフォーム(24時間年中無休)にてお気軽に問い合わせください。(相談料無料)

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この記事を書いた人

新井 康悦

新井 康悦

クイノス総合会計事務所代表 公認会計士・税理士
有限責任監査法人トーマツ→上場企業 財務経理部長・IR部門責任者→クイノス総合会計事務所