なぜスタートアップと成長企業はスポットCFOに注目しているのか?~経理財務のニーズに応えるパートナー~

スポットCFOは、経理や財務に関するすべての業務をサポートする便利なサービスです。本記事では、その具体的なサービス内容や、どのようなメリットやデメリットがあるのかを理解することができます。

スポットCFOとは何か?

スポットCFOは、企業のステージやニーズに応じて、経理や財務のあらゆる業務について部分的または全面的にサポートします。経済環境の変化によりCFOは業務負荷が増え、高度な専門知識の必要性や限られた予算の問題に直面しています。これらの課題への解決策として、スタートアップから成長企業まで、スポットCFOサービスの利用が注目されています。
以下にステージ別の主な提供サービスを記載します。

【IPO準備中ステージ】
● プレショートレビューサービス
IPOに向けて重要な項目を適切にスコア化
監査法人が受入可能と判断する会計制度の構築
内部管理体制構築のためのTO DO提案

● IPOコンサルティングサービス
監査法人選定サポート、予算策定・管理支援、決算早期化や新会計基準への対応、J-sox導入サポート、経理部員採用及び教育サポート、開示書類作成サポート、財務戦略や資金調達サポート

【IPO直後ステージ以降】
● 経理業務・J-sox支援サービス
連結決算の導入から仕組化、M&A後の子会社のPMI(連結パッケージ作成支援含む)、J-sox本格運用対応(IT含む)、決算早期化や新会計基準への対応、経理財務部長又は部員退職時の緊急対応、キャッシュ・フロー計算書の作成、開示書類作成サポート

スポットCFOのメリット・デメリット

●メリット
月3時間から必要なときに必要な分だけスポットCFO人材を利用できる
・自社のステージごとに必要な知識・スキルをもった人材を獲得する時間とコストを削減できる
・ノウハウを内製化できる

●デメリット
・時間当たりコストは雇用よりも高
通常スポットCFOサービスの報酬単価は@10,000円~
スーパーマンを求めている会社には合わない
財務、経理、IR等の業務のすべてを一人のコンサルタントへ依頼し、完璧に即時に対応することは困難

上記が主なメリット・デメリットです。スポットCFOは企業のかゆいところに手が届くサービスですが、あくまで人間であり、すべてを解決できるスーパーマンではありません。そのため明確な期待値を設定し、必要なサポートを適切に提供してもらうように、どのような業務をスポットCFOに依頼するかが、企業にとって重要なポイントになります。

当社のスポットCFOサービスについて

当社のスポットCFOサービスは上場企業の経理経験者が50%以上、会計士登録の平均年数は15年以上と、高い専門性と経験を有するメンバーによって提供されています。
CFOやIPOアドバイザーとしてIPOを成功に導いた経験者、またM&Aを数多く手掛けた上場企業のメンバーやM&Aコンサルタント等、豊富な経験と知識を活かして、様々な成長段階のクライアント企業をサポートしています。

まとめ

スポットCFOサービスは必要なときに必要なだけ経理・財務の課題を解決できる便利なサービスです。M&Aを検討している、社員に退職の兆候が見えてきた、連結キャッシュ・フロー計算書の作成にいつも時間が掛かっている等、困りごとが発生する前からいつでもスポットCFOを使えるように準備しておくことが大切と考えています。
クイノスでは財務・経理の課題を一緒に解決したいと考えています。スポットCFOサービスのご依頼やご相談は、お電話または以下の問い合わせフォーム(24時間年中無休)にてお気軽に問い合わせください。(相談料無料)

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この記事を書いた人

新井 康悦

新井 康悦

クイノス総合会計事務所代表 公認会計士・税理士
有限責任監査法人トーマツ→上場企業 財務経理部長・IR部門責任者→クイノス総合会計事務所